2020.06.01
コロナ支援 学生支援策3

前回、前々回、学生向け支援策をご紹介させていただきましたが、多くの学生さんやご家族の皆様より喜びのお声を頂戴しました!
今回は「緊急小口資金、総合支援金」や「雇用調整助成金」について、一人暮らしの学生の皆様も活用できることをご紹介させていただきます。
【緊急小口資金、総合支援資金】
新型コロナウイルス感染症の影響で実家に頼ることができない状況、また学費や生活費を奨学金、授業料免除、アルバイトなどで全てまかなっているひとり暮らしの大学生・専門学校生の方も、生活福祉資金貸付制度の「緊急小口資金」で最大20万円を借りられます。その後も収入減少が続き、生活に困窮する場合は、同制度の「総合支援資金」で一人暮らしの場合、最大月15万円を3ヶ月間借りられます。
保証人なし、無利子で、据え置き期間は1年以内、その後の返済期間は10年以内です。
何れも、返済時になお所得の減少が続く住民税非課税世帯は「償還を免除することができる」とされています。
相談・申込窓口は市区町村の社会福祉協議会と、全国560支店の労働金庫で申し込めます。
通常は住民票のある社会福祉協議会への相談となりますが、住民票を実家においている場合は、現在、一人暮らしている地域の社会福祉協議会でも相談・申請ができます。
相談窓口となる各地域の社会福祉協議会は以下より確認できます。
https://www.shakyo.or.jp/network/kenshakyo/index.html
また近畿ろうきんでも申し込みが可能です。
https://www.rokin.or.jp/covid-19-kinkyu_toritsugi/
一般的なお問い合わせは相談コールセンター0120-46-1999(土日祝日含めて9:00〜21:00)まで。
ぜひお困りの皆様にもご案内いただければ幸いです。
【雇用調整助成金(緊急雇用安定助成金)】
また雇用調整助成金も、特例措置が取られており、雇用保険に加入していない学生アルバイトも対象となります。
雇用調整助成金とは、雇用を維持するため、従業員を解雇せずに休業手当を払って休ませる企業を支援する制度です。
新型コロナウイルス感染症の影響でバイト先が一時休業などを余儀なくされ、休まざるを得ないアルバイトや従業員に対して支払った休業手当等の一部が国によって助成されます。
公明党の主張により、アルバイト先に雇用調整助成金を活用し、学生アルバイトの雇用を守るよう厚生労働省から強く呼びかけています。ぜひアルバイト先にご相談いただければと思います!
またこれまでご紹介してきた新型コロナの影響を受ける学生の皆様向けの支援策を、公明党 が取りまとめました!
是非、ご覧下さい。
https://www.komei.or.jp/wp-content/uploads/20200527_covid-flyer.pdf
一部地域では第2波への懸念が高まっています。
皆様も、まめに手洗い・手指の消毒を行う、咳エチケットの励行、こまめな換気や「3密」の回避(密集、密接、密閉)などにご注意いただき、くれぐれもご自愛ください。